クロールピクリン(高濃度品、クロルピクリン99.5%)は、たばこの立枯病に対して、平成13年10月に「深層土壌くん蒸」が登録になりました。
登録の内容は以下のようになっています。
作物名 | 適用病害虫名 適用雑草名 |
使用量 | 本剤の 使用回数 |
使用方法 | クロルピクリンを含む 農薬の 総使用回数 |
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たばこ | 立枯病 | <圃場> 1穴当り2ml |
1回 | 深層土壌くん蒸 <圃場> 40cm×40cmごとの 深さ30cmの穴に 1穴処理する |
1回 |
たばこの立枯病に対して深層土壌くん蒸(深度30cm処理)する場合は、深層土壌くん蒸に適した深層土壌消毒機を用い、40cm×40cmごとに深さ30cmの位置に本剤の所定量注入し、直ちに覆土、鎮圧する。この場合、クロルピクリンのガスは土中で徐々に拡散し、地表面からの急激なガス揮散がないので、ポリエチレン・ビニール等による被覆は特に必要としない。
但し、砂質土壌や土塊の残る圃場等においては被覆を行うこと。
薬剤の注入位置が深いため、ガス抜けに時間がかかるので、くん蒸処理から畦立てまでの期間を1ヶ月以上取ること。窒素吸収量が増加するので、土壌に応じた減肥をすること。
使用に当たっては、関係機関の技術者の指導を受けること。
深層土壌くん蒸は、クロールピクリン(高濃度品、クロルピクリン99.5%)でたばこの立枯病対してのみ適用され、使用に当たっては、専用の深層土壌消毒機(ニプロサブソイラー消毒機SSD-440)を用いる必要があります。